ちーすけ様の明日やるんじゃないよこの野郎

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理系科目全捨てで公務員試験の筆記を突破した話#10

https://chiisukesama.hatenablog.com/entry/2020/04/09/233214

【労働法】

労働法は使える試験種が限定されていますが、内容が刑法よりカンタンなのでやっておくとリスクの分散になります。

労働基準監督官試験の必須科目で出題数も多いので受験するなら満点を狙いましょう。

地方上級では出題数が少ないですが出題されたらマストで得点したいところです。

勉強方法としては「スー過去」をひたすら回すだけでOKの科目です。実生活にも密接に関連している科目なので学んでおいて損はないでしょう。

 

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 労働法

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 労働法

  • 発売日: 2017/12/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

主な出題は労働基準法からですが、労働基準監督官では労働安全衛生法労働者災害補償保険法からの出題もあります。時間に余裕がないでしょうから労働基準法だけやればOKです。もっとしっかり択一で点を完璧に取る時間あるし、安全衛生法もやる時間あるよという方は、社会保険労務士のこちらの本をオススメします。

 

 

↑ 年式が古いので最新版をお買い求めください。

【労働法論文】

労働基準監督官試験で課される専門論文です。

労働法の中の制度や最近の労働時事について論述させるものです。難易度は結構高めです。労働法の知識だけでいいのか?というとそうではなく、用語の定義を記述させる問題では労働に関する用語だけでなく経済用語を聞いてくることがよくあります。

例えば労働分配率を説明してください。とかフィリップス曲線やらジニ係数の説明を求めてきたり、ミクロ、マクロの経済学を学んでいないと書けません。ですから労働基準監督官を受けるなら経済学は必須ですね。

対策としては択一試験で使った「スー過去」で用語の定義や制度を理解しつつ、より詳しい説明ができるようにこちらの本を併せて理解と論文の形式の慣れに使うといいでしょう。労働基準法だけでなく労働安全衛生法からの記述もあった年もあるので非常に難易度が高い場合もありますが、完璧を目指すのではなく皆が落とさないようなところ落とさなければOKです。

 また過去問が入手できるなら直近10年分くらいは欲しいところです。出題のテーマに一定の周期性があるので過去問から次の出題予想が立てやすいです。実際私自身的中しました。

出題内容の難易度がかなり高いのでしっかり対策したいところです。

 

 

論文基本問題〈9〉労働法80選

論文基本問題〈9〉労働法80選

 

 

労働法は改正が多いのでなるべく本は新しいものを揃えましょう。微妙な数字要件なんかは毎年結構改正されていたりするので、最新の改正がなされている箇所を書く場合は注意しましょう。