ちーすけ様の明日やるんじゃないよこの野郎

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空き家の処分についての実体験から学ぶ法律と実務①

お久しぶりです。今回はタイトルにある通りの内容を書いていこうと思います。

今回のメインテーマは「空き家」です。近年少子高齢化が進展している日本でこの問題が深刻化してきているのをこの身をもって実体験として書いていきます。

 まず事例から。私の祖母の家がが同じ市内にありまして、私の祖母はもう90近く要介護2の判定を受けて施設におり、また祖父はすでに他界しており現在、祖母の家には誰も居住していない状態です。また祖母はこのまま家に戻るということも考え辛い状況なのでこの空き家をどうするか?という話になりました。

 物件の現状ですが木造2階建てで昔祖母が美容室をしていた関係から一階の一部が店舗として形をのこしている感じでとても昭和レトロ感のあるものなのでできれば残していきたいと考えましたが、これから書いていく様々な事情の結果取り壊すことが決定いたしました。その過程を書いていきます。去年掃除したときの写真を貼っておきます。雰囲気を少しでも感じていただけたら幸いです。

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昭和レトロ感漂う店舗(1958年~)

店舗部分はまだ現役で使える物もあるためこういうものが好きな人にはすごく価値があるかもと思う次第です。実際、市の観光課から店舗を第三者に貸してくれないかという話がありましたが、これをちゃんと店舗として貸し出すには市から出される50万円程度では雨漏りの補修費用やトイレの部分リフォームを含めると到底まかないきれず、誰かに貸して収益を上げることは諦めました。

さらにこの家には空き家問題を複雑化させる事情が眠っていたのです...

続く。